離れたいと思うほど、心が離れてくれないことがある
もうやめたほうがいい。これ以上続けても苦しくなるだけ。そう頭では何度もわかっているのに、心がその人の方へ戻ってしまうことがあります。
不倫の恋は、誰にも堂々と話せないぶん、苦しさが心の中で濃くなっていきます。会えない時間、返ってこない連絡、未来の話ができない寂しさ。その一つひとつが、静かに自分を削っていくこともあります。
離れられないのは、弱いからではない
離れたいのに離れられない時、人は自分を責めてしまいます。どうしてこんな関係にしがみついているのだろう。どうして期待してしまうのだろう、と。
でも、そこにはただの執着だけではなく、「やっとわかってもらえた」と感じた時間や、孤独だった心を一瞬でも温めてもらった記憶があるのかもしれません。
人は、苦しみだけでは関係を続けられません。苦しいのに離れられない時は、その関係の中に、あなたが本当に欲しかったものが少しだけあったのだと思います。
待つ時間の中で、自分の心が後回しになっていく
相手の都合に合わせる。連絡が来るまで気持ちを抑える。寂しいと言いたいのに、重いと思われないように飲み込む。
そうしているうちに、自分が何を望んでいるのかより、相手に嫌われないことのほうが大切になってしまうことがあります。
恋をしているはずなのに、自分がどんどん小さくなっていく。その苦しさは、とても深いものです。

終わらせることだけが答えではなく、まず自分を見失わないこと
今すぐ決断できなくてもいいのだと思います。人の心は、正しさだけで動けるものではありません。
ただ、ひとつだけ忘れないでいてほしいのは、あなたの心も大切にされるべきものだということです。
会えない夜に泣いている自分。平気なふりをしている自分。少しの優しさでまた信じたくなる自分。そのどれも、責めるためではなく、抱きしめるために見つめてあげてください。
あなたの人生は、誰かの隙間だけでできているわけではない
その人を好きだった気持ちまで否定しなくていい。けれど、あなたがずっと待つ側でいなければ成り立たない関係なら、少しずつ心の置き場所を変えていってもいいのだと思います。
未来を急に明るく見なくても大丈夫です。ただ、あなたがあなた自身を置き去りにしない日が、少しずつ増えていきますように。

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